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そして、いま氣付くのは、それらの本のなかで小説はただ一種、トーマス・マンの作品で、私が再確認したのは、この百年でもっとも秀れた世界文学の小説家はトーマス・マンだということです。十八歳の時『魔の山』を読んで自力でかちとった、文学についての知恵です。
しかも重い辞書を自由にあつかえないので日本語で読む本を中心にしたプログラムで、日本語への翻訳によってです。
その点について私が自信を持っているのは、しかも若い人たちをとくに想定しての想いであるのは、古い本の復刊から最新のものまで、トーマス・マンの翻訳はいずれも最良の本が手に入るからです。
私がいまや月ごとにわずかな回数ですが書店を訪れるたび探して、ほとんど裏切られることがないのは、細い流れであれ出続けているトーマス・マン翻訳の刊本です。つねに新しい研究者の関心を引き続けるのが、トーマス・マンなのです。
加えて、目新しいが時間をかけて工夫されている各種の選集。とくにすばらしい日記。そこでだけ初対面をはたすことのできた事柄も少なくありません。篤学で発想のいい研究者を次つぎとひきつける不変の定番が、トーマス・マンなのです。
亡命者による年代記 池内紀(ドイツ文学者・エッセイスト)
ノーベル賞作家マンの日記だが、ふつう文豪とされる人が日常的にしたため、死後、栄光に花をそえるようにして出される日記や書簡集のたぐいとは、まるでちがう。それは始まりが、ヒトラー政権成立後、国外での講演旅行のあと、長い亡命生活が理不尽な運命のようにマンにふりかかった経過からもあきらかだ。日付でいえば、一九三三年三月十五日。
それにしても索引にみる項目は並外れている。えんえんとつづく人名とその言及個所の数字は示しているのではなかろうか。これは私的な備忘録ではありえない。一個人が書きとめた年代記の性格を色こくおびており、マンは亡命者という特殊な位置から同時代をつづっていった。
大事にコレクションしておりましたが、増えすぎたDVD・CD類の整理をしており、この度出品させて頂きました。送料もこちら負担、格安にて出品させて頂きましたので、どなた様かお引取り頂き、お楽しみ頂ければ、誠に幸いです。
*お決まりですがノークレーム・ノーリターンにてお願い致します。
*保管品ですので、神経質な方のご入札はご遠慮下さいますよう宜しくお願い致します。